太陽の光を閉じ込めたような輝きのあふれる髪に、ふと、触れたくなった。 「・・・・なんだよ」 「ん〜、特に深い意味はないんだけどね?」 触れていると心地よい。 そう言いながら髪金色の髪と戯れる。 彼女も触れられるのが心地よいのか、こちらに身を委ねてうつらうつらとしはじめた。 特に嫌がられる様子がないことに安堵し、そのまま優しく撫で続ける。 そうしていながら、なんだか無性に「兄妹」してるなぁっと思えて、手から伝わる温もり に口元が少し緩んだ。 「どうしたんだ?」 眠たそうに瞳を開けて尋ねてくる片割れに、優しく微笑む。 「ううん、かわいい妹だなぁって思って」 そう言って返せば、片割れは酷く気分を害したようにこちらを睨みあげてきた。 落ちそうな瞼を持ち上げながら、毎度御なじみな言葉を紡ぐ。 「わ・た・し・が・あ・ね・だっ」

種2小話 双子