国の資料に目を通している時、一人の兵士が慌しく王の間に飛び込んできた 駆け込んできた兵の知らせを耳にし、ウズミの目はこれでもかというくらいに 見開かれた。 「それはまことか!」 「はいっ、確かな知らせでございます」 「すぐにその者と連絡を!」 城中がバタバタと騒ぎ始めた。 「まぁまぁ、いったいどうされたのです?」 突然騒がしくなった城内に戸惑いながらマーナはウズミへと問いかけた。 ウズミの顔に喜びの色が浮かぶ。 本当に、本当に嬉しそうに彼は言った。 「あぁ、マーナ、カガリが眠らずにすむかも知れぬのだよ」 |