ミラクル☆ツインズ〜日常〜 ≪キラキラキラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!≫ 「っわわ!?」 珍しくさわやかな気分で目覚めることができ、ご機嫌なキラは脳をそのまま刺激する 声に牛乳を入れようと持っていたコップを落としそうになる。 冷や汗をかきながらもなんとかそれを手元に戻してほっと息をついた。 ≪もう!どうしたのさカガリ≫ ≪朝ごはん、すぐ食べれるようにサンドイッチ作っといて!!≫ ≪えぇ?今日はカガリが当番でしょ≫ ≪いいから!あと体操袋とシューズを玄関の前に置いといてくれ!!バスの時刻 表もっ!≫ ≪・・・はいはい≫ 溜息をつきながら言われたとおりにそれぞれ準備する。 ちょうどそれが終えた頃に扉の奥からバタバタと慌しい音。 そして激しい音をたててその扉が開かれた。 そこには急ぎ足を止めずにテーブルに向かう鮮やかな金の髪をした自分の片割れ。 「また寝坊したの?カガリ」 「ち〜が〜う!朝練あるの忘れてたんだ!!」 普段なら全然余裕だろ!!と早口に言いながら口にサンドイッチをくわえて玄関に向かい 靴を履きながら、ざっと時刻表に目を通す。 とたん、彼女はぴたりと動きを止めてしまった。 「?どうしたのカガ・・・」 「キラ」 至極真面目な顔をして彼女はこちらを見つめてきた。 「な、なに?」 「助っ人とはいえ、頼まれたからには練習にも参加すべきだよな?」 「う、うん」 「んで初日から遅刻なんて情けないと思わないか?」 「そ、そうだね」 そう返せば、カガリはポンッと力強く肩を叩い・・・・・否、ガッシリとつかんだ。 そしてとても鮮やかな笑顔を向けてずいっと小指を突き出してくる。 片割れが何を言わんとしているのかを察し、キラはぶんぶんと勢いよく首を振った。 「無理!!僕が遅刻しちゃうよっ」 「何もお前まで来いって言ってないだろ」 ムッとした様子でカガリは「早くしろよ」と急かす。 「でも前変なとこ「大丈夫だって!」 言葉を遮りながらカガリはイライラした感じで待っている。 この状態で彼女から引いてくれたことがあっただろうか・・・・。 今までの経験に従ってキラは仕方なく小指を差し出した。 満足そうに彼女は笑って「指切り」のように指を絡める。 ゆらりと空間が揺れた。 温かい光に包み込まれる感覚。 覚えているわけではないが、一緒に母胎の中に二人でいたときはきっとこんな 感じだったのだろう。 意識を集中させ、体中の血を沸騰させる。 電気が体を駆け抜けるような感覚とともに、カガリの姿は光の粒が弾けるように して消えた。 ふぅ、っと軽く息を吐き出して、キラは消えていった片割れに呼びかける。 ≪カガリ、無事につけた?≫ ≪・・・・≫ 返事を返してこない片割れに、今回もまた失敗したかな・・・とキラは思った。